一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 利き足と腰痛

手に利き手があるように、足にも利き足があります。

 

胡坐をかいたとき上に乗っている足、歩き始めの一歩目に出る足、座って足を組んだとき上にくる足、ボールを蹴る時に蹴りやすい足、これらが利き足です。

 

利き足は利き手同様、細かい動きや素早い動作をする方の足。

 

もう一方の足は「軸足」と言い、普段、無意識に立っている時に体重を乗せている足が軸足です。

 

利き足を把握できていると、スポーツなどをする際に効率的に足を使えます。

 

一方で、足の使い方の左右差があまりにも大きいのは問題です。

 

身体が歪み、腰痛などにつながるデメリットがあるので注意しましょう。

 

例えば、右の利き足を上にして足を組んでいる時、骨盤は右側だけ後ろに倒れてしまいます。

 

更に、上半身でバランスを取ろうとして背骨は右側に傾きます。

 

この状態が長ければ長いほど骨盤や背骨の歪みは酷くなり、結果的に腰痛につながるのです。

 

こうした足の使い方のクセによる身体の痛みを防ぐには、まずは左右差を出来るだけ無くすこと。

 

足を組む、胡坐を組むといった左右差がでる習慣をなるべく止めましょう。

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大村 渉

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