札幌に移り住んで約8年の歳月が流れました。
北海道南部に住んでいた自分にとっては、8年前に札幌に最初に住んで初めての冬に、
あまりの雪の量の違いに驚いたことを覚えています。
それが今年は輪をかけて多かったのです。
雪が多いと何が起こるか、
除雪車が深夜に除雪をして路肩に雪を寄せるために、あらゆるところで道幅が狭くなります。
道幅が狭くなると、朝と夕方に渋滞が発生します。
というのは、毎年あったのですが、
今年は除雪が間に合わない状況にたびたび陥り、
公共交通機関のルート変更や運休が相次ぎました。
本当にこれには私を含め、参った人がたくさんいらっしゃったと思います。
特に、飛行機を利用していた方は、
電車自体が終日運休が多発して、
そのせいで高速バスで函館まで行って、そこから新幹線で帰るなどの対応が必要になり、
もっと大変だったことでしょう。
大雪で除雪が追い付かないのは多少想定できることではありますが、
他にも原因があり、
除雪する担い手がどんどん減っているという事もあるのだそうです。
担い手が減っているということは少子化の影響も考えられますが、
なによりも待遇の面での指摘もあり、深刻な問題に直面しています。
一度話し合って取り決めをしなければ、このまま続けても、
年々、除雪が間に合わない状況が深刻になるのは目に見えているので、
待遇を改善するべく、活路を見出してほしいと願っています。