こんにちは、林です。
先日、家族でお台場にある未来科学館に遊びに行ってきました。
現在、未来科学館ではロボティクス分野の展示をしているようで、大学時代に認知科学を勉強していた身としては非常に心動かされる体験ができました。
未来科学館では子供を遊ばせるための専用スペースもあり、子連れで遊びに行くのもおすすめです。
昨今のロボティクスや認知工学の分野は目覚ましい発展を遂げています。
特に今回面白いと感じたものは「現実に在るとは何か?」という問いです。
蜃気楼のような錯覚によって、そこに在るように見える。ということはそこに存在していることになるのか?
いや、それは錯覚であって存在しているとは言えない。と論じたとすると、
これからの時代、VRやARによって人がデジタルの世界に投影されていく現実があった時に、それらのデジタルで表現された世界で触れられないがそこにあると感じるもの、デジタルの世界で触れたと感じられるもの
そういったモノは現実ではないモノなのか。
デジタルの世界に没入し、そこで現実のように振る舞い、あるいは家庭を持ち、生活をしていく世の中が作り出された時、それは虚構のモノなのか。
これからの技術の発展に伴い、価値観、考え方、捉え方が多様化していく中で、それらにどういった価値が想像されていくのか、とても楽しみです。