一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

みなさんこんにちは。
今回も、前回に引き続き、コマンドラインによるgitのソースコード管理方法についてお話したいと思います。

●ローカルでの変更が行われたファイル一覧を表示する
git status

●ローカルでの変更が行われたファイルの差分を確認する
git diff ファイル名
※ファイル名を省略すると、すべてのファイルの差分が表示されます。

●コミットログの履歴を表示する
git log
※012abcdefg… 〇〇の変更
345zyxwvut… △△の変更
といった感じで、コミットの履歴がハッシュタグで表示されます。

●コミットの内容を表示する
git show ハッシュタグ(012abcdefg...)
※git log と合わせて使います。
緑色の行が新しく追加された変更、赤色が削除された変更、といった感じで表示されます。

●作業ブランチ(branch_1)をdevelopブランチにマージする
git checkout develop (developブランチに切り替え)
git merge branch_1 (developにbranch_1をマージ)

※たいていはGitHubやGitLabのプルリクエストやマージリクエストにある「Merge」ボタンを押してマージするとか思います。

●ローカルで現在作業中の内容を退避させる
git stash save "コメント"

※複数の作業をしている場合、突然、現在の作業の優先度が下がる場合があります。でも、作業途中でコミットをするまでには至っていない場合などに役に立ちます。

また、退避させた内容を確認する場合は、
git stash list
stash@{0}: コメント2
stash@{1}: コメント1

のような感じで新しいものから順に履歴が表示されるので、
git show stash@{0}

で内容を確認します。

そして、退避した変更を戻すには、
git stash apply stash@{0}

でOKです。
ただし、退避後に別の修正が行われている場合、apply時にコンフリクト(競合)が起こる場合がありますので、注意してください。

他にもまだ実践的なコマンドがありますので、次回以降も紹介していきたいと思います。

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