一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 私的年金の内容

「厚生年金基金」は、国が行う厚生年金の一部の支給を厚生年金基金が代行し、かつ、厚生年金に給付を上乗せして年金の支給を行うものである。ただし、2014年4月以降は新規で厚生年金基金を設立できなくなったため、今後は厚生年金基金の数が減少すると共に、確定給付企業年金や確定拠出年金へ制度移行する企業が増えている。
次に「確定給付企業年金」とは、従業員が受け取る給付額があらかじめ確定している企業年金制度である。企業が掛金を積み立てて、年金の運用・管理・給付までを行う。
そして、「企業型確定拠出年金(企業型DC)」とは、企業が掛金を毎月積み立てて、従業員(加入者)が対象となる金融商品の中から商品を選んで、年金資金の運用を行う制度である。将来受け取る年金の額は運用成績により変動する。

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高見 翔

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