個人が自らの老後資金を準備するため任意で加入する年金である「個人型確定拠出年金(iDeco)」は、2017年(平成29年)1月から利用者が拡大し、原則として自営業者や会社員、公務員、専業主婦(夫)など、20歳以上60歳未満の人であればほとんど全員が利用できるようになっている。加入者は掛金を出し、対象となる金融商品の中から商品を選んで、年金資金の運用も自ら行う。将来受け取る額は運用成績によって変動する。
運用期間中に発生する利益に課税はされず、一時金の受取が1、500万円まで課税なしなどメリットが多い。