IT業界で長年働いていると、今まで触ったことがない製品や
プログラミング言語を扱わなければいけない場面に遭遇する
ことが多々あり、その都度本屋に行って参考になりそうな
書籍を買って勉強しなければいけない事が良くあります。
ただ、これまで買った書籍について、購入後に失敗した、
別の書籍を買えば良かったなと思うことが多々ありました。
そこで、今回は私が過去に後悔した参考書について、
買わない方が良い参考書について言及したいと思います。
【買わない方が良い参考書】
①超入門書は購入しない。
超入門書の購入は、新人の方に陥りがちな罠だと思います。
確かに最初は何もわからない事が多いため、超入門書から
購入される方が結構います。ただ、超入門書のため内容が
希薄だったり、実践で通用する内容が乏しかったりすると、
後々後悔する事が多いように思います。超入門の内容であれば、
インターネットに載っているため、書籍を購入する前に
本当に必要かを思いなおす事も必要かと思います。
②類似の参考書は購入しない。
人におすすめを聞いたりする人に陥りがちな罠だと思います。
他人におすすめの参考書を聞いて購入した結果、基本書だけで
数冊購入してしまい、重複する内容が多くて結局読まないと
いった結果になってしまう事も多いかと思います。
それであれば、基本書、実践書、特定の技術が深堀された書籍など、
ステップアップを見越して書籍を購入した方が良いのではと考えます。
③コマンド集など辞書的に使用する参考書は購入しない。
これは、書籍を揃えたいコレクタタイプの日知に陥りがちな罠だと
思います。一見、必要そうな書籍ですが、昨今コマンドについては、
インターネットに載っているため、超入門書同様に必要ないと
考えています。また、コマンド集は分厚くなりがちで使い勝手も
あまり良くはないと思っているため、個人的には必要がない書籍かなと
考えています。
上記はあくまで私の主観ですが、共感していただける方も多いのでは
ないかと思います。現在は、プロジェクト管理を主に実施しているため、
参考書を購入する機会は少ないですが、もし若い方で参考書の購入に
悩んでいる方がいれば、参考にして頂ければ幸いです。