前回の続き
4.自信がなく、テストでいい点数を取ることでプライドを保っている。
勉強以外に何か強みを持っている場合、生徒本人も保護者も1回ごとの成績のいい悪いにあまり神経質にならないケースが多い。運動のクラブに入って活躍している、コミュニケーション能力が高いなどである。こういう生徒と話していると、点数を取るところまで至っていないが学習内容を理解できている場合は意外と多い。ツメは甘いが理解はできているという感じである。点数を取ることに執着しないので、教科書や授業での解説内容を純粋に理解しようとする。
逆に、テストでいい点数を取ることで何とかプライドを保っている場合、(内容を完全に理解できている場合はいいのだが)少しわからないことが出てくると、小手先のテクニックや、テストで〇がつくように意味の分からないまま丸暗記したりする。
この場合も、親子のコミュニケーションを密に、点数ではなく学習内容の理解ができているかを確認することが大事である。