一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

ナマステ! Takuです。

今回はDharana(ダーラナ・集中)についてお話しします。

前回お話ししましたPratyahara(プラティヤハーラ)によって、外界からの刺激に振り回されないように自分の感覚を内側へ向けるコントロールができるようになると、意識を一点に集中させることができます。

集中とは、心を一つの場所、対象、あるいは観念に縛り付けておくことを言います。

とはいえ、人間の心はなかなか定まらず、あれこれと思いが彷徨ってしまうものです。

例えば、目の前にある花に意識を一点集中させたとしても、次の瞬間にはその花から連想する別のものを心に思い浮かべてしまう。
その花を贈ってくれた人、その人と一緒に食べたもの、食事の時に話した会話の内容・・・
記憶のデータベースを次々と検索していくように、心はあちこちを走り回っていきます。

人間にとって、一つのことに集中することは非常に難しいことです。
だからといって集中することを諦めてはいけません。走り回っていることに気づいたら戻ってくればいいのです。
それを何度も繰り返して、少しずつ集中することに上達していきます。

次の段階である瞑想をできるようにするために心をしつけていくことがダーラナ(集中)だと言えます。

次回は、ディヤーナ(瞑想)についてお話したいと思います。

私たち自身と、ご家族や親しい方々、そして世界中の全ての方々に平安を。

OM, Shanti, Shanti, Shanti

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