一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

タクシー運転手なら、嫌でも1回は必ず耳にする利用者からの言葉なのですが…

「近くても構わない!?」

私もついつい言って仕舞ったりするのですが、そもそも、近い云々など気にせず堂々と乗ってくれれば良いのです。

但し、一定の場所に留まってるタクシーに対しては言っては成らないし、近いと感じる距離の利用なら流しのタクシーを利用を薦めます。 この辺は社会的な暗黙の了解として存在してた常識なハズでしたけどね…

一定の場所に留まってるタクシーは、そこに止まってるタクシーのブランドを狙って来る利用者を狙って留まっます。無線待ちも含めてです。

一定の場所から乗る利用者に多い特徴は、几帳面に同じ様な位置から乗車して来ます。この辺は、何度とタクシーを利用して帰宅してる利用者の知恵の一つでしょう。そして、大概は一万円を超えるような長距離?の利用だったりします。その様な営業手法をして居るタクシーに対して近距離にも関わらず、運転手に使用の同意を求められても、「無理」とは原則的に言えない立場の運転手には嫌味か嫌がらせ以外の何者でもないです。この辺の常識が稀薄になってしまった為に、運転手も利用者も双方気まずい雰囲気での運行に成ってしまい、利用者からすれば「ふざけた野郎だ」と成るし、運転手からしたら「近いなら歩けよ」と成る訳で、個人タクシーだろうが、法人タクシーだろうが何ら変わりは有りません。特に個人タクシーには、この傾向が強いと認識されて仕舞ってるので、私を含め多くの個人タクシー運転手は苦労してるのも事実では有りますが…

こんな些細な事では有りますが、近年特に忘れ去られがちに成って仕舞った”暗黙の了解”的な事に付いて端的に書いてみました。   この辺の心情を御理解の上でタクシーを利用すれば、嫌な思いをして乗ることも無くなります。

 

こんな事を書いたら湧いて来そうな内容では有りますが、いちいち回答もしませんし、説明もしません。    これが ”現実なのです” って事です。

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金沢 映

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