サーバとクライアントのやり取りに必要な情報は、アプリケーションヘッダに書き込まれます。
アプリケーション層で付与されるヘッダをアプリケーションヘッダといいます。
ここにはサービスを実現するために最も重要な要求と応答に関する情報が書き込まれます。
プロトコルによってはヘッダを使わない場合もあります。
下の層に進むとヘッダとデータがひとくくりにされてしまうため、データがユーザに解釈できる形になっているのは、この層だけです。
アプリケーションヘッダに何をどのように書き込むかは、プロトコルによって異なります。
また人が読める言葉(テキストベース)で書かれる場合とコンピュータが処理しやすい言葉(バイナリベース)で書かれる場合があります。
クライアントからサーバへサービスを要求するときなど、具体的なデータのやり取りがなく連絡を取り合うだけのときは、データの部分がからの状態で送ります。