訪問介護の仕事をしていると、認知症の利用者のかたをお世話させて頂くことがあります。
認知症になると判断能力が損なわれ、日常生活のあらゆる場面で問題が生じてきます。
特に、一人暮らしや昼間独居の場合は、訪問販売で高価なものを購入させられたり、十分な説明がないまま契約させられたりするという事件が頻繁に発生しています。
このようなことが起こらないように、
従来あった認知症高齢者や知的障碍者、精神障害者などの禁治産・準禁治産制度が廃止され、2000(平成12)年に成年後見制度が施行されました。