一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

産後の方の便秘の仕組みと、ご自身で取り組める解消方法をお伝えしていきます❗️

便秘とは

便通は本来、毎日あるのが健康な状態です。3日以上なかったり、便が硬くて量が少なく残便感があったりする状態を便秘と呼びます。

産後の便秘の原因

①骨盤底筋の衰え

骨盤底筋は子宮や膀胱、骨盤内にある臓器を支えるとともに、尿道や肛門を締めたりゆるめたりして、排尿や排便をコントロールする役割を持っています。妊娠時より骨盤底筋が子宮を支え続けることで伸びてしまうので、排便時に便を押し出す力が弱まるなどして便秘になる可能性があるようです。

②会陰切開 

会陰切開は初産の方で約7割行われていると言われています。上皮部門のみの切開もありますが、骨盤底筋を切っていることも多く、この時の傷は出産後にしっかりと縫合されますが、傷口が気になり、排便時に十分な腹圧がかけられないことが、便秘の原因となりえます。

③水分不足

母乳育児の方は、水分不足が原因で便秘になる可能性があります。

④自律神経の乱れ

腸の動きは自律神経によってコントロールされており、副交感神経が優位になると腸の動きは活発になるといわれています。産後は女性ホルモンが急激に減ることや、骨盤の歪みにより、自律神経が乱れやすくなるため、便秘になる可能性があるようです。

自分でできる便秘改善方法

①食事に気をつける(水分・食物繊維など)

②適度な運動

③自律神経を整える(リラックス・睡眠・姿勢や骨盤調整)

④便意を我慢しない

上記を日常生活で少し意識してみましょう❗️

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