一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 「豊かさ」という曖昧な表現を使わない。 「数字」で表現する人がお金持ちになれる。

「これだけお金を使えば、どのくらい豊かになれるか」

もっともらしい考え方に思えますが、実はお金が貯まらない人に共通する考え方です。

どこがいけないのかというと「豊かさ」という部分です。

これは、曖昧な表現であり、人によって、考え方や感じ方が異なります。

ですので、次のように考えることが重要です。

「これだけのお金を使えば、どのくらいのお金が入ってくるか」

たとえば、

「食事に1日2000円使った。使った2000円で、自分はどれだけお金を稼ぐのか」と数字で考えます。

曖昧な「豊かさ」を、具体的な「数値」にする。

つまり、
「食事に2000円使った。これで1日仕事ができる。1日仕事ができれば1万円稼ぐことができる。8000円の純利益がある。」

このように考えます。

使ったお金で、どのくらいお金が入ってくるか、どのくらい純利益があるか。

「支出」と「収入」をしっかり数字に表します。

収入のほうが多いかぎり、この人は、絶対に破綻しません。

こうしたお金に対するシビアなものの見方が、お金持ちになるために必要です。

「かっこいい車だな」という曖昧で適当な理由で、車を買うのではありません。

「この車を買うためにいくら必要か。この車を手に入れることで、仕事が向上して、稼ぎが増えるようになるか」を考えます。

どうでしょうか。

運や偶然、心のきれいさも、まったく不要です。

単純に、お金の勉強が必要なのです。

この記事をシェアする

  • Twitterでシェア
  • Facebookでシェア
  • LINEでシェア