今回は、テーブルからデータを取得する方法を記載する。
無料で使用できるデータセット「bigquery-public-dataset」のテーブル「ga_sessions_20170801」を使用する。
テーブルの定義等の情報を確認するには、BigQuery上のエクスプローラから「ga_sessions_20170801」を選択することで確認することができる。
テーブルからデータを取得するにはSELECT句に取得したいカラムを、FROM句に対象のテーブルを取得する。
「ga_sessions_20170801」のテーブル名を取得するには、第二回で記載した通り、テーブルを開き「詳細」タブのテーブルIDから取得することができる。
まずテーブルのカラムを全て取得してみる。全カラムを取得するには、SELECT句に「*」を指定する。
SELECT
*
FROM
bigquery-public-data.google_analytics_sample.ga_sessions_20170801
画面下部のクエリ結果より結果が確認できる。全て取得したので、結果が横に長く確認しづらいことがわかる。
なので、次は必要なカラムのみを取得してみる。
必要なカラムだけ取得するには、SELECT句の「*」を指定していた部分に取得するカラムをカンマ区切りで指定する。試しに「visitNumber」「visitId」「visitStartTime」の3カラムを取得する。
SELECT
visitNumber, visitId, visitStartTime
FROM
bigquery-public-data.google_analytics_sample.ga_sessions_20170801
実行後、画面下部のクエリ結果を確認すると、今度は指定した3カラムのみ取得できていることがわかる。