7月ということで、職場の部署に今年の新卒が1人配属されてきた。
びっくりすることに、この部署に新人が配属されるのは15年振りとのこと! 今はあるアプリケーションを使った、論理力や思考力が求められる業務に携わっているのだが、その新人さんはPCやExcelを殆ど触ったことがないという。数理的な知識や能力よりも、持ち前の明るさや人当たりで配属が決まったそう。正に今時の人という感じで、PCは使わず、全てのことがスマホで済んでしまうようだ。
ボクが本人にExcelやPowerPointを教える機会があったのだが、「10年使っていける武器を磨いた方が良いですよ」と伝えている。
ボク自身がとても実感していることなのだが、基本的にExcelと PowerPointを使いこなせればどんな業務も対応していける。
あらゆる仕事の基本的なツールでもあるため、まずはそれらをきっちりと身に付けていけば、転職をすることになっても問題なく対応していくことができる。
このご時世、“深く狭く“よりも“浅く広く“を求められている気がする。
おおよその知識や技術を身に付けた後は、それらを駆使して別の仕事に汎用すれば良い。そうすることでまた新たな知見や繋がり、何かが見えてくるだろう。