スポーツ時の膝前方部分の痛みや腫れで、ひどい時には通常の歩行時にも、痛みを訴えることもあります。
発生原因には色々な説がありますが、現在ではスポーツなどによる”使いすぎ”の一つされ、非常に広い意味での疲労骨折と考えても良いと思います。
膝を伸ばす筋肉である大腿四頭筋(太ももの筋肉)は、膝蓋骨(お皿と呼ばれる骨)と膝蓋靱帯(お皿の下のすじ)を介し脛骨粗面に付着しています。
その区別が不明確なまま、成長痛と一般には呼ばれているケースも多くあります。
病院で「成長痛(オスグッド)です。そのうち良くなるでしょう」といわれたが、一向に痛みが解消しないからと来られる方が多いです。
また「成長痛ですから24~25歳になれば大丈夫。
それまで運動をあきらめてください。」と言われショックを受けてこられる方もあります。