ステップ1 道具の準備
交換に必要なもの
脚立は湯船や床面にキズがつかないよう、脚に軍手をつけました!
浴槽などに工具などが落下して傷が入らないように、ダンボールや要らない布で養生しておくと安心です。
ステップ2 ブレーカーを落とす
感電防止のため、ブレーカーを落とします。
浴室のブレーカーをOFFにします。
ブレーカーをOFFにした後は、ライトがつかない、換気扇が回らないことを、スイッチを入り切りして確認します。
違うブレーカーをOFFにしていたら、感電などの重大な事故に繋がる可能性があるので確認は必ず行いましょう。
ステップ3 風呂場の屋根裏を確認
風呂場天井のメンテナンス用の蓋を外します。赤丸のボタンみたいなのを回し、上側に押すと外れます。
脚立に上り、中を確認しましょう。換気扇の配線に余裕があるか。配線が変なところに固定されていないかチェックします。
ダクトのホースがしっかり固定されていたので、今回は換気扇本体のみ交換します。
ダクトも変える場合は、アルミテープを剥がして、ホースを外す必要があります。
ステップ4 換気扇を取り外す
浴槽の端に上がるか、脚立を移動して換気扇を外します。
まずは、カバーを外します。クリップのようなものを、内側に縮め下に引っ張ると引っ掛かりが外れます。
カバーが取れたら、プラスドライバーでネジを4本外せば、換気扇が取れます。
一本だけ、天井裏のダクトを固定しているネジがあります。
赤丸の1箇所が、ダクトを一緒に固定しているネジです。
ネジを外せば、ホースのつながったダクトは天井に残り、換気扇本体だけが外れます。(外れると言っても、配線が繋がっています)
新品で確認してから分解すると、構造が分かりやすいです。
ダクトは、ダクトホースが繋がっているので、落ちることはありません。汚いので、拭き掃除だけすることにしました。
ステップ5 配線を外す
ネジを外した換気扇は、脚立の天板に置いています。
天井から降りてきている配線を外していきます。
配線を固定している金具(サドル)、アース線(緑)、本体への配線(2本)を取り外します。
本体への配線は、差し込み式になっているので、真ん中にある白い部分をマイナスドライバーで押し込みながら配線を引っ張ると外れます。
白い部分を押すことで、コネクタ内の抜け止めを解除しています。
安定した場所で作業を行わないと、作業中に換気扇が落下したり、工具が落ちたりして浴槽を傷つけます。
白い部分の押し方が悪いと、配線が抜けません。実際に抜けにくかったです。小さめのマイナスドライバーで押す場所を変えていると、スッと抜けました。
ステップ6 新しい換気扇に配線する
新しい換気扇に配線して行きます。型番の同じ換気扇を購入した場合は、分解前に写真を撮っておくと配線に迷いません。
今回は、同じ型番の商品だったので、分解前と同じように配線して完了。
ステップ7 換気扇を元の場所に取り付ける
配線を挟まないように、換気扇を元の位置に戻します。
天井に残っているダクトがずれないように、換気扇を穴にはめ込みましょう。
ネジを4本固定して、取り付け完了です。
ステップ8 天井裏を確認して動作確認
再度、脚立で天井裏の配線やダクトが、もと通り復元できたか確認します。
配線の挟み込みや、ダクトの連結不良がないか確認しましょう。
確認後、ブレーカーをONにして、換気扇のスイッチを入れます。
動作に異常がなければ完成です。
ステップ9 片付け
天井のメンテナンス用の蓋を戻して、片付けましょう。
作業が終わった油断から、脚立から落ちたり、脚立を壁にぶつけて傷つけたり、最後まで油断禁物です。
最後に、外した換気扇を見てビックリしました。
設計上の標準使用期間は15年。我が家の換気扇が壊れたのは7年目の時。
半分ですよ!!流石にサバ読みすぎ。残念です。
電気部品なんで何とも言えませんが、もっと長持ちしろよ〜!!
とりあえず、簡単に交換できたんで許します。
2台目の換気扇が長持ちしてくれることを願って、交換DIYを終わりにします。