一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

こんにちは。

私はフリーランスでソフトウェアエンジニアとして、バックエンドやインフラ面からアプリ構築を支援したりしています。

今回は企業によって存在している役割、PMとPdMについて解説したいと思います。

◇プロジェクトマネージャー(PM)
プロジェクトマネージャーとは、関わるプロジェクトの業務計画、進行管理、実行における責任者のことを指します。
プロジェクトを成功に導くリーダーとしてふるまい、『PM』と呼ばれます。
プロジェクトマネージャーは、担当するプロジェクトに責任を持つため、プロジェクトを「いつまでに作るか(when)」、「どうやって作るか(how)」を考え、チームを束ねることが特徴です。
また、プロジェクトの責任者として、プロジェクトチームのメンバーの方を向いて仕事をすることが多いです。

つまり、プロジェクトそのものを前に走らせて製品の出来具合を確認したり、上流の方と連絡を取ったりする
「開発を終わらせる」為の役割だと思います。人数が少ないプロジェクトだと、場合によっては本人も実装フェーズを担当したりします。

◇プロダクトマネージャー(PdM)
プロダクトマネージャーとは、担当する商品、サービスの開発から販売まで戦略を立て、実行、意思決定をする責任者のことを指します。
プロダクトを成長に導くためのリーダー『PM』、もしくは『PdM』と呼ばれます。
プロダクトマネージャーは、商品やサービス、プロダクトに対して責任が伴うため、 プロダクトの「何を作るか(what)」、「なぜ作るのか(why)」から考えていくケースが多くあります。

この役割の方は、製品そのものが持つ本質的価値を理解している必要があり、次々と改善案を出していく必要があります。
競合他社の状況も把握して、業界全体、仕様全体にも明るくなければなりません。いわゆる「開発を終わらせない」為の役割だと思います。
人数が少ないプロジェクトだと、場合によってはCEOなど、代表が兼任していることもあります。

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中川 豪

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