一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 4人に1人が年金10万円未満。その対策は?

年金てもらえると思いますか?

「国民年金」
「厚生年金」

みなさんは必ず加入しているはずです。

結論

『みなさんもらえます』

しかし
人によって違ってくるんです。

現役世代の給与の額や労働期間によって
大きく差が出ます。

厚生労働省年金局のデータを見ると
約375万人(約25%)が
《月10万円未満》しか
受給していません。

そして
厚生年金をもらっている人のうち
女性の半分近くは
《年金10万未満》

女性の場合
結婚後は専業主婦やパートで
夫の扶養に入るケースが多いです。

そのため
厚生年金の加入履歴があっても
期間が短く、もらえる年金が少ないです…

専業主婦と共働き世帯の妻では、
受給できる老齢年金額に約2倍の差が生じます。

年金10万円未満の場合
『早めの対策が必須』

専業主婦ができる年金増加方法は主に3つ

・付加年金を利用する
・年金の受け取り時期を遅くする
・自分で投資をして備える

付加年金を利用する
⇨付加年金制度は、国民年金保険料に加えて毎月400円を負担することで、年金の受給額を増やせる制度です。
増加する受給額は「200円 × 付加保険料の納付月数」で計算され、一生涯適用されます。

年金の受け取り時期を遅くする
⇨年金は65歳から受け取る事ができますが、支給開始年齢を遅らせることによって、1ヶ月遅らせるごとに0.7%ずつ増やすことができ、最大75歳まで遅らせる事が可能です。

自分で投資をして備える
⇨最近は、iDeCoやNISAなど投資についての優遇制度も増えてきました。
これらを利用して、自分で年金を作っておくことも大事です。

老後まで働いていればなんとかなる時代は終わりました。

少しずつでも今日から始められることをやって、良い老後を迎えていきましょう。

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伊藤 輝

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