社会全体で「人手不足」と言われているが、IT業界についてはどのようになっているのだろうか?
IT業界の現状とこれから必要とされる人材について調べてみました。
平成29年4月に「国立社会保障・人口研究所」が発表した将来の人口推計によると日本の生産年齢人口は1995年を境に減少しているそうです。
引用:国立社会保障・人口研究所
労働力人口が減るということは働き手が減るということなので、会社はそれだけ人を集めるのに苦労するようになります。
東京商工リサーチによると、2019年1月〜11月は「人手不足倒産」する会社が過去最高数に上ったとありました。
引用:東京商工リサーチ
ITの業界においても例外なく、人手不足だと感じている企業が多いようです。
IPAが公表した「IT人材白書2019」ではおよそ92%の企業が人材の量に対して不足している感があると回答しています。
私の周りでもちらほら「人材が不足している」というワードを耳にすることがあります。
今後もIT人材は需要があると言って良いと思います。
IT人材は今後も需要が高いですが、今後はどんな人材が必要とされるのか「質」的なところも見ておこうと思います。
「IT人材白書2019」にて公表されている不足感を感じている割合は「IoT 、 ビッグデータ 、 AI関連サービスの開発・提供」が71.5%と最も高く、「システム受託開発」が70.2%と続いています。
これからの需要としては先端技術の「IoT 、 ビッグデータ 、 AI関連サービス」、あと個人的にはセキュリティ方面の技術者は欠かせないと思っています。
「IoT 、 ビッグデータ 、 AI関連サービス」などの先端技術を追いかけるか、セキュリティの専門家へと転身していくか、もっと他の道を選ぶか、いろんな道から選択していけるようにしておこうと思います。