イギリスのエリザベス女王の死去。
つい数日前まで笑顔で公務をこなす姿をニュースで見ていたから、その急報に驚いた。
世界各国から要人が弔問に訪れ、マスコミは連日生前の彼女を褒め称えた。
賞賛されるニュースに埋もれがちだったが、一部で元イギリスの植民地だった国やその国民からの批判的な反応も報道されていた。
知っているようで知らない面がまだまだあるようだ。
歴史は勝者によって作られ、時に事実は勝者側に都合良く曲げられる。
コロンブスは英雄か侵略者か
ナポレオンは英雄か独裁者か
歴史が見直され、今、コロンブス像は次々に破壊されている。
エリザベス2世ははたして後世どのような評価を得るのか。
国は違えど、今月同じく「国葬」された我が国の元首相も然り…である。