少なからず認知機能面によってリハビリ効果に影響が出ることは認められます。
コロナの影響で1ヶ月寝たきりとなった方も、その後1ヶ月でADLがコロナ前に戻った症例ではやはりリハビリで得られる効果を自覚出来ること、このリハビリがどのような生活動作につながるかなど先の目標に向かうモチベーションが大きな要因となります。
では認知機能の低下に対して何が大切なのか。
リハビリを行う上では、行う訓練がいかにナラティブに基づいている事かと考えます。その方の背景を捉えて、仕事柄行っていた動作などにつなげてリハビリを提供する事で受け入れがスムーズだと感じております。何より行ったリハビリに対して褒める、承認するお声かけがリハビリに対するモチベーションとなることが多いので、その事を意識していきたいものです。