一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

ナマステ! Takuです。

秋は暑い日と寒い日が繰り返しやってきて体調管理が難しい季節ですね。
少しずつ昼が短く夜が長くなっていき、睡眠のリズムも崩れがちです。

私の同僚でも朝起きれなかったり、逆に朝早く目が覚めてしまったり。一度リズムが崩れると立て直すのが大変なようです。

こんな時こそヨガで自律神経(交感神経・副交感神経)を整えましょう。
普段運動不足な人でも簡単にできる、自律神経が整うアーサナ(ポーズ)と呼吸を紹介します。

●猫のポーズ(Cat&Cow)
四つん這いになり、息を吸いながら背中を反らし、息を吐きながら背中を丸める。これを繰り返します。
呼吸に合わせて身体を動かすのがポイントです。

●片鼻呼吸
右手を顔の前にセットして、親指を右の小鼻に、薬指を左の小鼻に当てるようにします。
右の鼻の穴を閉じて左の鼻の穴を開けて、左鼻で息を吐きます。
吐ききったら左鼻で息を吸い、左の鼻の穴を閉じて右の鼻の穴を開けて、右鼻で息を吐きます。
吐ききったら右鼻で息を吸い、右の鼻の穴を閉じて左の鼻の穴を開けて、左鼻で息を吐きます。
これを左右交互に繰り返します。
左右それぞれ10回ほど繰り返したら最後は左鼻で吐ききって、両鼻での自然な呼吸に戻り息を整えて終わります。

ヨガの考え方では、背骨を中心にイダとピンガラという2つの気の流れがあるとされています。
イダは左鼻と繋がっていて、副交感神経に対応する働きがあります。
ピンガラは右鼻と繋がっていて、交感神経に対応する働きがあります。

猫のポーズで背骨を大きく動かすことで、滞っていた気の流れがスムーズになります。
後屈系(背中を反らす)のポーズは交感神経に作用し、前屈系のポーズ(背中を丸める)は副交感神経に作用します。

片鼻呼吸で左右の鼻で交互に呼吸することで、イダとピンガラのバランスが整います。
息を吸うと交感神経に作用し、息を吐くと副交感神経が作用します。

このように、人間の身体の前後左右はそれぞれ対になっていて自律神経と関係しています。
身体をバランスよく動かすことで自律神経が整っていきます。
1日に数分でも良いので、自分の心と身体をケアする時間を大切にしてください。

私たち自身と、ご家族や親しい方々、そして世界中の全ての方々に平安を。

OM, Shanti, Shanti, Shanti

この記事をシェアする

  • Twitterでシェア
  • Facebookでシェア
  • LINEでシェア