個人投資をして「お金が増えるお金の使い方」ができていれば、必ずお金持ちになれます。
お金を使えば使うほど増えるからです。
しかし、自分に投資しているはずなのに、不思議なことにむしろお金が減っていく一方の人がいます。
こういう人には、お決まりのパターンがあります。
「自己投資という名の見栄に、お金を使っている」というパターンです。
将来もっとお金が稼げるように自分に投資しているつもりでも、どこかで見栄に関係している場合があります。
高級なブランドのカバンを買うとします。
本人は「これを買えばもっと仕事をもらえ、人付き合いがよくなるはずだ」と思います。
しかし、きれい事です。
心のどこかに「すごいと思われたい」という見栄があります。
仕事を向上させるために必要な物なのか、いま一度、考えることです。
「本を読む」という自己投資にも注意です。
本は読んだだけでは元を取っていません。
読んで行動したとき、初めて元が取れます。
読書好きな人は、本ばかりを読んでいます。
たくさん本を読んで「頭がよくなった気分になる」「幸せになった気分になる」で終わる人が多いです。
本来、本を読んで得られた知識や知恵で、行動してこそ、読書をした意味があるということです。
1000円の本を読んで、仕事に生かします。
生かしてこそ、元を取ることができています。
頭の中だけで終わらせるのは、単なる妄想と変わりません。
自己投資しているつもりでも、結果が出ていないのでは、意味がないのです。