マーケティングの学びのなかで、最近よく聞くこの言葉。
この言葉に出会ってから、仕事に対する心構えが変わったように思う。
お客さんは、商品が欲しいのではない、その商品を通して得られる未来に期待する。
カウンセリングに置き換えてみると、クライアントは、カウンセリングを受けることが目的なのではない。
カウンセリングを受けることを通して、不安が軽減すること、対人関係のストレスが減ること、今よりも自信がつくこと、
などの、今よりもっと幸せな自分、という未来が欲しい。その手段のひとつとして、カウンセリングを選んだだけのこと。
当たり前のようで、意識から抜け落ちていた視点。
この視点をもつことで、もっと柔軟に、サービスの在り方を考えても良いかも、と思える。
クライアントが得たい未来に対して、こちら側がどのように貢献できるかを、日々自身に問い続け、研鑽を続けること、
そしてクライアントに示し続けていくこと。これがより良い仕事への道なのかな、と思う。