一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 話し方(伝え方)について考える

“話し方”を意識していない人の話しは、何が言いたいのかわからなかったりします。
質問に対していきなり詳細な説明を始め、それが長く、質問したひとが何を質問したのかわからない、
結論に向かっているのかみんなわからなくなる、といった状況をよく作る人がいます。実際に近くに。
本当はその人に直接伝えたいのですが、ここは自分のための復習として書いておきます。

■人前で話すときに心がけること「話す内容」
人前で話しをする場合、2つのことを考えておく必要があると思います。それは「話す内容」と「話し方」
です。相手に何かを話す場合、必ずこの2つを組み合わせて話すと思います。

まず「話す内容」から考えてみます。話す内容はこちらが伝えたい内容のことですが、どうすれば相手の
心に刺さるのかを考えます。私の場合、2つの方法を使い分けています。

・PREP法
・起承転結法

PREP法とは物事を結論から伝える方法です。
Point【結論】:最初に結論を話す

Reason【理由】:結論に対する理由を話す

Example【例示】:具体的な例を示す

Point【結論】:最後にもう一度結論を話す
PERP法は相手に何かを”説明”する場合などに使っています。

起承転結法は物事をストーリー立てて伝える方法です。
起【導入】:話の始まりの部分
承【展開】:話が進み、深まっていく部分
転【中核】:話のクライマックスの部分
結【結果】:話の結果の部分
起承転結法はプレゼンの時のように相手に何かを”伝えたい”場合などに使っています。

上記を意識して話しをすすめることで聞き手の頭の中を整理できると考えていますし、伝えたいことを
理解してもらえると考えています。

あとは、話しをするときについて、下記があればもっとよいと考えています。

■人前で話すときに心がけること「話し方」
「話す内容」が決まったら、その内容をどうやって話すかを考えます。物腰柔らかく話すのか、強い口調でいく
のか。
・話しのスピード
・声のトーン、強弱
話しをしながら意図的に話すスピードを上げてみたり、声のトーンを下げてみたりすることで、会話に抑揚を
持たせるようにしています。
加えて、
・身振り
・視線
・表情
など言葉以外の部分にも意識しています。そうすることで、ただ話すだけではなく、こちらの話に引き込む
話し方ができるかと思います。

以上です。

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甲斐 展久

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