幸い、このような私のわがままな要望を人事が受け入れてくれ、妊娠後も現状の秘書担当のまま仕事を続けることが出来ましたでも、振り返ると、この時、無理にでも後方スタッフを希望したことが、出産後、長く働くことが出来た分岐点だったように思います。当然ながら、百貨店のようなサービス産業は、特に営業現場では土日祝日に休みを取ることは難しく、売場で働く子育て中の女性社員にとっては、周囲の協力なくしてはなかなか仕事を続けるのは難しい状況でした。