いちご栽培には温度管理が重要で、果実の量、色づき等に影響があります。
ハウス内の温湿度をオンラインで確認できるものもあり、
実験的に運用してます。ただ、その機器の温度センサーの誤差が+5℃程度あり、
いちご栽培には致命的な誤差です。
そこで、オンラインのシステムとは別に、ハウスの温度のみを制御しているシステム(熱電対を使う温度信頼性の高いもの)の制御盤に表示されている値をオンラインで安く確認できるシステムを作りました。
写真のものが、そのシステムです。
制御盤の温度表示をATOM CAM2で撮影してます。
ただ、このカメラは接写が苦手でやっと数値を読み取れるくらいだったので、ネットで対策を調べました。百円ショップの老眼鏡をカメラにつけるというアイデアがあったので、このシステムにも採用しました。
カメラと老眼鏡レンズとの固定はネットでは3Dプリンターでフレームを作っていたのですが、
私はプラスチックダンボールで作製しました。
これで、格段に温度表示が見やすくなりました。このシステムはトータル4,500円くらいの格安システムとなりました。
昔はネットワークカメラって数万円して貧弱な画質でしたが、HD画質で数千円で買えるなんて素晴らしいですよね。このカメラ色々使いみちが多いので非常におすすめです。