みなさんは普段の運転で「内輪差」を意識して運転されていますか?
普段聞き慣れない「内輪差」について今回はお話させていただきます。
「内輪差」とは車を右折、左折させる際にできる内側の前輪と内側の後輪の進む軌道のズレのことをいいます。
車のハンドルは前輪の動きを操作し後輪は前輪の動きに沿って動きますが、カーブする際は必ず前輪と後輪の軌道にズレが生じます。
大型車やトラックなどホイールベース(前輪と後輪の中心の距離)が長い車ほど軌道のズレが大きくなります。
「内輪差」を理解していないとどのような事故が起こるのか?
1.縁石やガードレールへの接触
2.交差点による自転車、歩行者への接触事故
などが起こります。
運転する際には以下のことを意識して運転しましょう。
1.サイドミラーで後輪を確認する
2.後輪の軌道をイメージする
3.ハンドルを切り過ぎない
4.ハンドル操作を少し遅らせる
5.内輪差を気にしすぎて大回りしすぎない
以上のことを意識すると交通事故の確率が下がりますので是非意識して運転してみてください。