長野県の公立高校入試まで、残り2週間ちょっととなりました。
来週には、いよいよ出願です。
これまでは、頭の中であれこれとイメージしていた「志望校」ですが、
実際に受験する高校へと願書を提出することで、
「現実の志望校」として確定するようになります。
受験生の緊張感もピークに達する時期です。
そんな受験生ですが、先日、中学最後のテストが終わりました。
結果は人それぞれですが、やはり目につくのは
「結果が悪かった」生徒です。
思うような結果が出ないと、当然、生徒は焦ります。
特に偏差値の高い高校を受験しようとする生徒は
「難しい問題を解けるようにならなくては…」
と焦って、難しい問題への攻略に手を出しがちです。
ですが、よくよくテストを分析してみると、
実は「問題はそこではない」ことがほとんどです。
解答用紙を分析してみると、確かに難しい問題ができていません。
ですが、それよりも「基本問題」の方で落としている数が多く、
その結果、点数が伸び悩んでいることの方が目につきます。
仮に「基本問題がすべて解けていたら」として計算してみると、
10~20点くらい上がります。
残り2週間で「難しい問題」を解けるようになるのは
時間的に難しいです。
ですが、もともと解けていた「基本問題」を取れるようにするには、
残り2週間あれば十分です。
直前期だからこそ、「効果的な」勉強をしなければならない。
そこで「基本」です。
「どこまでいっても『基本』というのは本当に大事だな」
ということをつくづく思います。
残りあと少し。受験生の皆さんは、最後まであきらめずに
やり切っていただきたいと思います。