リハビリを行う中で、身体機能面の高さからADL自立に向けたご提案を行いますが、受け入れるまでに時間を要するご利用者がおります。
理由としては、再度転倒する事の恐怖心が多く周りに迷惑をかけたくないと言ったお気持ちを多く聴取します。
認知機能面も比較的問題ない方が多く、注意に対する認識に関しては安心なのですが、できるADLが日常のしているADLに移行できずリハビリを担当する上ではもどかしい思いを抱きます。
その中で「ご家族とできる事」をご提案に付け加える事で、受け入れがスムーズになる場面がありました。ご家族と外出する為にT字杖を使用するなど、ご提案の際の目線を施設内だけではなく、その先まで見通してモチベーション向上に繋げていきたいです。