一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

仕事をする上で重要になってくるのが質問する力。

質問する力があれば仕事がうまくまとまったり、苦手な相手とそれなり付き合えたりする。
しかし、これが無い場合は、気の良い人を怒らせてしまったり、苦手な人からさらに相手にされなかったりしてしまうだろう。

では、どのように質問する力を身に付けたら良いのか?

・ある程度自分で調べて分からなかったら質問する
→なんでも質問しても良いと言われたからといってすぐ聞くのはNG
→いくら考えても自分では手に負えなさそうなことをずっと考えるのもNG
→この中間を取るバランス感覚が必要

・論理的思考
→状況を知らない人にも筋道立てて説明できるように自分の頭で整理しておく

この2つが非常に重要だ。

さらにこれらの土台となる性格的な資質を意識する必要がある。

・正直である
・間違いは素直に認める
・自分の脳で汗をかいて考える(他人の情報の切り貼りをしない)
・自分の前に立ちはだかる難問は自分の問題として受け取る

というようなものだ。

この性格的な資質があれば、「ある程度自分で調べてわからなかったら質問するバランス感覚」「論理的思考」は必然的に身に付いてく。
しかし、この資質が無かったら身に付かない。

質問力を上げるためには近道はなく、自分の内面を上記の資質の観点から見つめ、当然のことながら前に進もうとする/仕事を進めようとする意識を持って目の前に物事にあたる必要があるのだ。

IT系だけでなくどんな仕事でも質問力は身に付いていた方が良いので、ぜひ、上で挙げたものを意識して真摯に仕事にあたってみて欲しい。

たぶん、ひねくれている性格や逃げ腰の思考パターンがある人にとっては非常に苦行になるかもしれないが・・・。
それを乗り越えるだけの価値はある。

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今成 匡志

IT業界20年、その中でフリーランスSEは10年になる40代エンジニアです。 新卒と35歳のときにリストラに会った氷河期世代でもあります。 個人的に最も興味あるのは、技術メインではなく「仕事が出来て稼げるSEはどのような性質があるか?」という点です。 もちろん技術そのものにも興味がありますし、技術がどのように世の中に使われているか?ということにも興味があります。 上に挙げたような切り口から記事を書いていきたいと思います。

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