AWSのCloudTrailについて | 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

AWSのCloudTrailについて

時代はクラウドということで、クラウド関連の案件が増えて来ましたので、
Amazon Web Servicesに関する知識を深めようと思います。

CloudTrailは、AWSアカウント内で行われた操作をログとして記録する
マネージドサービスです。誰が何を、いつ、どこで行ったかを記録し、
アカウントのセキュリティ、コンプライアンス、運用、
およびトラブルシューティングのために使用されます。

以下は、CloudTrailの主な特徴です。

・自動ログ記録
AWSマネージドサービスで自動的にログを収集するため、セットアップが容易です。

・グローバルサポート
世界中のAWSリージョンで利用でき、すべてのAWSサービスでサポートされています。

・カスタマイズ可能
S3バケット、CloudWatchロググループ、またはSNSトピックなど、
複数のストレージオプションに送信できます。
また、CloudTrailイベントに対してアクションを実行する
Lambda関数をトリガーすることもできます。

・監査とコンプライアンス
AWSリソースに対するアクションの監査とコンプライアンスのための貴重な情報源です。
ログは、セキュリティ監査や内部規定の確認に使用できます。

・セキュリティ
CloudTrailログは、暗号化され、厳格なアクセス制御が適用されます。

CloudTrailは、デフォルトではすべてのAWSアカウントで有効になっています。
ログは、S3バケットに保存されます。
API呼び出し、マネジメントコンソールのアクション、
AWS CLIコマンドなど、すべてのAWSアカウントで行われた操作を追跡します。

料金は、イベント数に基づいて計算されます。
一部のAWSサービスでは、CloudTrailログに追加料金が発生する場合があります。