一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 今や5人に1人の国民病!花粉症対策について

どんどん気候も春めいて過ごしやすくなる反面、

早くも花粉症に苦しんでいる方がとても多く見受けられます。

今年の春のスギ・ヒノキの花粉数は全国的に多くなり、

半数以上でなんと過去10年の平均値の1.5倍以上になると予測されています。

皆さんにしっかり対策していただき、
少しでも苦しんでいる方の症状が軽減すればと思いまして、
書かせていただきたいと思います。

花粉症はアレルギー性疾患の1つとされていて
花粉を異物として攻撃する抗体が体内に出来るため起こります。
アレルギー体質は遺伝するといわれていますが
実は食生活や環境、ストレスも一因になっていたりします。
花粉症は戦前の日本には殆ど見られなかった文明病と言えるでしょう。

くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、痒みなど、鼻詰まりによる口呼吸からなる
のどの痛み、不眠、注意力散漫などの症状もとても辛いですよね。

花粉症を完治させる事は難しいとされています。
しかし、ご自身の食生活を見直してみることで、辛い症状を軽減させることは可能なのです。

花粉症に苦しむ皆さんにまずしていただきたいこと、それは、
栄養バランスのとれた食事を摂ること。
重要なポイントは、花粉の飛んでいる時期だけでなく、1年を通じて行うことです。

ちなみに下記は、免疫機能を整え、
アレルギー症状を防ぐ栄養素の摂取ポイントになります。

①ビタミンB6(鶏肉、魚、内臓肉)…免疫機能を整えます
②ビタミンC(果物、野菜)…アレルギー症状を抑えます
③タンパク質(肉、卵)をとり過ぎない…異物への反応が過敏になり、アレルギーを起こしやすくなります

そしてそれらに加え、花粉症の症状をやわらげる機能性成分も

取り入れてみることもオススメします。

①EPA、DHA(魚脂などに多く含まれる脂肪酸の一種)…免疫機能を正常化します
②乳酸菌(ヨーグルト)…アレルギー症状の緩和
③α-リノレン酸(しそ油、えごま油)…加熱せず、サラダ等に利用すると良いですよ!①と同様の働きが期待できます
④カテキン(緑茶)…アレルギー症状を引き起こすヒスタミン過剰を調整します

以上をバランス良く、意識的に取るようにしましょう。
食品添加物たっぷりの食品の摂り過ぎにも充分注意してくださいね。
ご参考にしていただければ幸いです。

一緒につらい花粉症を乗り切りましょう!

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小島 礼香

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