先日、お客様からミカンをいただきました。わざわざ営業時間外に仕事の合間を見て来てくださったようです。
「いつも良くしていただいて、カイロをもらったり、ちょっと多めに盛り付けてくださったり。すごく珍しいミカンなので、よかったら食べてください。」
と。
ランチタイム、外で待っていただいているお客様のために、夏は冷蔵庫でキンキンに冷やしたオシボリをお渡し。冬は事前に封を開け、あったかくしたカイロをお渡ししていました。
お客様が言われたカイロは、この時にお渡ししたカイロの事です。
この話を、知人のサラリーマンに話したところ、
「もし、ウチの会社だったら一番先にコストカットの対象になるからやらないのに、なんでそんな面倒なことやるの?」
と言われました。夏の暑い日に来店してくれたその知人は「このオシボリ気持ちいいね」と言ったにも関わらずです。
その知人にはコストに見えることでも、私にはお客様と絆を育むために必要な投資だと思えるのです。
とても小さなことですが、お客様が喜んでくれることをコツコツ積み上げ、お客様との絆をこれからも育んでいこうと思えた出来事でした。