一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 覚低走行とは

新生活を迎える皆様おめでとうございます。新しい生活は期待と不安で胸がいっぱいに

なるかと思いますが、お互いに頑張っていきましょう。

今回お話しする内容は「覚低走行」についてです。

皆さんはこんな経験ありませんか?

「眠くないのにあわや衝突事故をしそうになった」「集中しているつもりで運転していた」

これらは全て「覚低走行」あたります。1番起こりうる場面は高速道路での走行です。

交通量の少ない高速道路を長時間走行していると、目から受ける刺激が少なくなり、運転操作なども単調になることから、目線を前方の一点に集中させて運転するようになります。

こうした状態が続くと、次第に注意力が低下して、完全に寝てはいないけれども意識のレベルが下がっている状態になります。

「覚低走行」に陥ると、前方を見ているつもりでも、実は「見えていない」「見ていない」という状態になり、非常に危険な兆候になります。

「覚低走行」に陥ったドライバーは、前方にいる車が走行しているのか停止しているのかを直近になるまで

判断できません。停止していると気づいたときにはすでに遅く、急ブレーキを踏んでも間に合わずに追突しているのです。

少しでも注意力が低下してきたなと感じたら、ガムを噛むなど意識レベルを上げる措置をとりましょう。

そして、それでも改善しないときには、思い切ってSAなどで休み、気分転換をはかるようにしてください。

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梅村 賢人

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