こんにちは、永田です。
来年4月のカットオーバーまで1年を切り、作業段階もテストフェーズとなりました。令和2年度時点でUI設計~基本的なテストを実施しており、無事完了しています。ただし、いくつか課題が出たため、その解消と、令和3年~5年までに発売された商品やシステム改善の取り込みを3月まで行い、UI設計まで完了しました。この4月からはプログラミングおよびテストを行い、品質向上の段階となっています。
この1年間の計画としては、約半年で機能内の品質担保および新システム間の品質担保を達成することとなります。具体的には、プログラムの全網羅するためのシナリオにて想定結果通りとなるか、想定結果と現行システムでの結果が一致するかを確認して品質担保を取ります。残り半年はカットオーバーに向けた本番さながらの稼働確認、レスポンスやサーバー容量に問題ないか、その他システムとの連携が正常に稼働するかを確認します。
この1年の課題としては、確認すべきシナリオが十分に上げきることができるか、となります。プログラムを全網羅することを目的としているため課題性はないと評価されていますが、同じシナリオの中で実行されるべき処理が正しいルートを通っているのか、通っていない場合は本来あるべきシナリオが上がっていない可能性があるため、シナリオの妥当性を再評価する必要があります。基本的なシナリオから稀にしか発生しないシナリオまでどのようにすれば必要なものが洗い出せるのか、これをチーム内、お客様としっかり議論して作り上げていきたいと思います。