5月26日11時、仕事中に知らない電話番号から着
信がありました。
出てみると警察署からでした。
「お母さんを保護してます。娘さんで間違いない
ですか?」
認知症の母は1人で家を出てしまってました。
「お母さんは現金だけしか持ってないです。お迎
えをお願いします。」とのこと。
父に電話するも繋がらない。電源が入ってない。
どうしても抜けられない仕事だったため弟に連絡
してお迎えに行ってもらうことにしました。仕事
の合間に何度も父に電話をかけ、1時間半後やっと
携帯が繋がりました。
母がいないことに気づき10時半からずっと1人で探
していたらしく慌てていました。
父も80歳と高齢なので警察、家族に電話するとい
う選択肢は思い浮かばなかったようです。
すぐ見つかると思っていたのかもしれません。
「もう毎日こんなことばかりじゃ…」
とかなり参ってました。
去年から弟と今後のことについて話し合いを続け
ていますが介護認定もおりず、諸事情で父母と同
居という選択も出来ずの状態。
弟は介護福祉士なので色々と動いてくれています
が簡単ではないようです。
時を止めることはできませんが、10年前、20年前
に戻りたいと思ってしまいます。
認知症ではなかった時の母にもう会えないと思う
と辛いです。
暗くなりましたが父母がより良い環境でいれるよ
う弟と頑張ろうと思います!