一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 「コンサル一年目が学ぶこと」を読んで実践すること5選

はじめに

コンサル一年目が学ぶこと」を読んで実践することを4つ決めたので紹介します。
この本では社会人・ビジネスマンにとって普遍的に役立つ方法を学ぶことができるので、まだ読まれてい方は是非読んでみてください。

実践すること

全てにおいてPREPを意識

PREPとは以下の頭文字をとったもの。

  • Point = 結論
  • Reason = 理由づけ
  • Example = 具体例
  • Point = 結論の繰り返しで締める

つまり結論ファースト。
ゴールから逆算する。

相手の質問に対して、すぐ答える必要はない。
PREPの型を思い出して頭の中を整理してから話す。
言葉に詰まらずにすぐに回答できる人が優秀な人ではない。相手にわかりやすく話せる人が優秀な人である。

端的に、簡潔に、率直に伝える

言い訳は不要。質問にはYESかNOで答える。

「〇〇はできた?」と聞かれたら、まず「できていません。」と答える。
その後に理由を説明したり、相手の質問に答える。

相手は仕事を前に進めたいだけ。
そのために、相手の質問に端的に、簡潔に、率直に答える。
その後に、「なぜ?」と深掘りしていくことで問題のありかがわかり、生産的な会話になる。

また、難しい依頼をされたときも同様。
「〇〇を明日までに作成してほしい。できるか?」と聞かれたとする。
それが一人では難しいとき、「できます。ただ、一人ヘルプが必要です。」のように回答すると端的で、仕事を前に進めることができる。
「今これこれの案件がこのような状態で、こういうことに忙しいので、、、、」のように言い訳から入ることはやめる。

言いにくいこともストレートに伝えた方が良い。ただ、根底はクライアントファースト。
クライアントの価値になることであれば、はっきり伝えた方がかえって信頼される。

また、言いにくい提案をするときは数字で語ることが大切。
数字は動かしようのないファクトであり、証拠。
数字を使って提案された場合、気にいらなくても納得するしかない。

相手は何も知らないという前提で考える

説明の目的は相手が理解すること。

自分にとっての常識は、相手にとっての常識ではないということを前提にすべき。
相手は何も知らないという前提で論理を組み立て、相手の理解度を押し量りながら説明する。
不要な説明はそのときに省けば良い。

期待値を把握し、期待値を超える

ビジネスをする上で最も大事なものは「相手の期待値を超え続けること」。
クライアントが求めているもの対して常にその期待を超え続ける。
これが最も大切。

少し具体的に書く。
例えば、〇〇という仕組みを作りたいと顧客に頼まれたとする。
このとき、以下を把握する。

  • 何のためにその仕組みが必要なのか
  • 具体的にどのような機能にするのか(認識合わせ)
  • いつまでに必要なのか

相手の期待を把握したら、期待を超える。
例えば、

  • もっと安価で相手の期待に応えられる別の方法を提案する
  • 相手が見落としていたことを指摘し、改善案を提案する
  • 相手の希望日よりも前に作成する

期待を把握し、期待を超える。
これを継続していれば、クライアントから圧倒的に信頼される。

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植木 宥登

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