一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

人と人とが、対立して争う原因は、お互いが価値観に執着しているからです。
「自分は正しい。相手が間違っている」と、お互い、いがみ合っています。
国と国との戦争も同じです。
「こちらが正しい」という価値観にしがみついているから「相手が間違っている」という非難へと変わります。
譲らず、奪うこと、否定することにパワーを使っています。
「価値観」は、素晴らしいものだと思っている人がいますが、喧嘩の元になります。
価値観は、無理に持つ必要はありません。
愛の逆は、価値観です。
愛は「私とあなたは1つである」という考えです。
価値観は「私とあなたは別々である」という考えです。
愛が平和とすれば、価値観は戦争です。
いらいらする人は、頑固です。
強い価値観を持ち、執着して、絶対に妥協しようとしません。
心のどこかでは「私が正しい。あの人は間違っている」と見下しています。
そのため、対立となり、喧嘩へと発展します。

つまらないことに執着をして、さらに大きなことを失います。
価値観は、一度捨てないといけないのです。
持つ必要はありません。
いらいらしない人は、自分の価値観を持っていません。
「もしかしたら、自分は間違っているのではないか」という謙虚な心を持ち、相手の考え方を吸収するのです。
謙虚な姿勢を心がけていれば、気持ちに余裕ができ、いらいらしたりキレたりすることがありません。
自分の考えに執着することがなければ、どんな人とでも、仲良くできるのです。

 

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福田 真理子

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