みなさんこんにちは梅村です。この間の大雨の中配達しましたが全身が濡れて体が冷えて風邪を引きそうになりました。
今回は6月に入り本格的な梅雨時期に入りますので、雨天時の走行時での注意点を話していきます。
雨が運転に与える影響は以下の4点です。
1.雨滴やガラスの曇りなどで視界が悪くなる
フロントウインドウ、リアウインドウなどやドアミラーに雨滴が付着して、前方、後方、側方のいずれの視界も悪くなります。
また、車内側のウインドウガラスが曇ることがあります。走行中にフロントウインドウが曇って、ほとんど前方が見えなくなってしまったりします。
これは雨天時に起こりやすい現象で、車内の湿度の上昇や車の内と外の温度差などが原因とされています。
湿度は人の呼吸によっても上がるので、乗車人員が多いほど曇りやすくなります。
雨天時に屋外でバックするときは、窓を閉めたままでのバックになりがちですが、ドアミラーもリアウインドウも雨滴で見えにくいため、
後方や側方の安全確認が不十分になります。また、バックモニターを装着している車でも、雨によりモニターの映像が見えづらくなっているので、見落としの危険性が高まります。
1.視界をできるだけ良好に保つ。
フロントウインドウの雨滴はワイパーで除去できますが、曇りは除去できません。
曇りを除去するには「デフロスター」を活用します。デフロスターは、フロントウインドウに温風を吹き付けて、
曇りの原因である結露した水分を乾燥させ除去する装置です。なお、ガラス面が汚れていると曇りやすいといわれています。日頃から車内側のガラス面もきれいにしておきましょう。
前車の水しぶきは車間距離をとることで避けることができますが、側方通過車や対向車の水しぶきは避けられないことがあります。
そうしたときにあわててハンドルを切ったりブレーキを踏むのは大変危険です。ハンドルをしっかり持って視界が回復するのを待ちましょう。
なお、対向車線の状況や後続車をこまめにチェックし、対向車が大型車であったり、後続車が自車を追越したり追抜きそうな場合は、
水しぶきを浴びるかもしれないと予測して身構えることで、いざというときにあわてることなく冷静に対応できます。
水滴の付着したドアミラーは、特に車体の小さい自転車や二輪車が見えにくくなります。
左折時や進路変更時は、ドアミラーをよく見るだけでなく、振り向いて自分の目で後方や側方を確認して後続車を見落とさないようにしましょう。
また、バックするときは、小雨程度であれば窓を開け顔を出して確認をするのが望ましいですが、やむを得ず窓を閉めたままバックするときは、
後方や側方の死角が大きいことを頭に入れて、歩くくらいの速度で慎重にバックしましょう。
以上のことに注意して安全運転を継続していきましょう。