・高温(20〜35℃)
・湿度80%以上
・ホコリ・汚れ
生活に欠かせないエアコンですが、カビの温床と化す恐れをも含んでいるのです。
ちなみに使っているときにホコリ臭い匂いがしていたら、それはカビの臭いなので、要注意です。
そもそもカビとはどのようなもので、体にどういった影響があるのでしょうか?
カビが発生する仕組みは至ってシンプルです。常にカビの胞子は空気中に漂っています。
温度が5〜35℃であれば、カビの胞子は壁などに付着し、空気中の水分を使って増えていきます。
住宅に使用されている建材のほぼ全てを栄養にすることができると言われており、
ホコリなどの汚れがあればさらに育ちやすくなるとも言われています。
では具体的にどのような症状を引き起こすのでしょうか?
・アレルギー性鼻炎
・呼吸器系疾患(喘息など)
・過敏性肺炎
・カビアレルギー
・アトピー
上記のものが主なカビによる症状です。良く耳にする、メジャーなものが多く感じませんか?
さらに、カビによる病気にかかりやすいのは『免疫力の低い人』。
小さなお子様、高齢者、ペットのいるお宅、特に注意が必要かもしれません。
そんなカビから健康を守るためにも、こちらを読んで下さった皆さまにはぜひ、
エアコンのお掃除をしていただき、快適に夏を過ごしていただきたいと思います。
今はネットなどで清掃の方法などを簡単に調べることができますし、
もし分解などの複雑な作業が苦手だったり、不安な方はプロの業者さんに依頼をすれば
そこまで高価な価格でなくとも、安心してプロの技術をもって清掃していただけます。
また、カビを発生させない予防のためには、お部屋をこまめに換気をしたり、
エアコンの運転後に、送風機能を使って(30分〜2時間程度が目安)、
エアコン内部を乾燥させたりすることも大切です。
参考にしていただければ幸いです。