一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

ChatGPT(GPT4)を使いこなすのに、より質問力が重要になってきている。

Googleの検索エンジンを使うのにはキーワード選択能力が必要だった。

しかし、ChatGPT(GPT4)からより有益な情報を引き出すためには、キーワード選択能力より、人間的な言語で構成された適切な質問を投げかける必要がある。
そもそも質問が思い浮かばない場合は、ChatGPT(GPT4)をあまり使いこなせないだろう。

質問力の重要性に集約しているのは非常に興味深い。

実は、ITの現場では質問力というは非常に重要だ。

学校では間違いなく習わないスキルで、OJTで身に付けるしかないのだが、これほど重要なものはない。

唯一身につけるチャンスは家庭内教育だ。
親が質問力の重要性に気付いて幼い頃から子供に身に付けさせてあげる・・・ということがあったら、その人はラッキーな人生を歩んでいると言える。

質問力を身に付けるポイントとしては、

・面倒がらない
・自責主義(自虐的と別物)
・自分の言葉にする(もしくは言葉にしようと脳に汗をかく)

あたりだと思う。

これは誰もやりたがらないことだ。

しかし、日々の質問力の積み上げが、10年,20年経って仕事力の圧倒的な差になってくる。

そして現在はChatGPT(GPT4)の使いこなしにも関わってくる。
ChatGPT(GPT4)を使いこなせるかどうかによって、今も今後も大きく仕事や生活のクオリティが変わってくるだろう。

質問力の有り無しが、ChatGPT(GPT4)によってレバレッジがかかってしまう時代になった。

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今成 匡志

IT業界20年、その中でフリーランスSEは10年になる40代エンジニアです。 新卒と35歳のときにリストラに会った氷河期世代でもあります。 個人的に最も興味あるのは、技術メインではなく「仕事が出来て稼げるSEはどのような性質があるか?」という点です。 もちろん技術そのものにも興味がありますし、技術がどのように世の中に使われているか?ということにも興味があります。 上に挙げたような切り口から記事を書いていきたいと思います。

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