一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

みなさんこんにちは。

 

フリーランスも2年目に突入し、しばらく経ちました。
はじめての確定申告も終了し、個人事業主として慣れてきたところ、税務署より「予定納税」なる通知が来ました。

 

「予定納税は、予定農政基準額が15万円以上となる方について、その方が一時に税金を納付した場合の負担感を緩和することや、国の歳入を平準化する目的から、あらかじめ納付しなければならない制度です」

 

同封の書類にはそのように書かれていました。
これは、来年支払う「予定」の税金を前もって納めておくというもので、前年度の所得税額の2/3を7月と11月とで1/3ずつ支払わなければなりません。
予定納税は1965年から始まったそうで、60年近くも続いている制度です。

 

ここからは個人的に思ったことですが、これ、強制的な分割払いですよね?(それで助かる事業主もいるかと思いますが)
特に、今年3月に前年度の所得税1年分を丸々納めており、かつ7月と11月に予定納税も納めなくてはならないので、逆に負担額が増大するため(1と2/3倍)、記載の趣旨に添わないと感じました。
むしろ国にとって歳入を平準化させるという意味合いの方が大きいのでは?とも思いました。
また、分割して納める分、期限の管理や納めるための手間も増えるため、支払い忘れも発生しそうです(一応、自動引き落とし制度もあるようです)。

 

支払う税金のトータルとしては変わりなく、3年目からは1/3ずつ納税するという点を感じることができるので、2年目が一番大変です!
ということで、2年目の方々は貯金等で確保しておきましょう(支払い忘れると延滞金発生します!)
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佐藤 潤一

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