カウンセリングのなかでは、
クライアントさんが訴える今の困りごとについて、
それがどのようにはじまり、続いているのか、
クライアントさんはそれがどんなふうになると良いと考えているのか、
クライアントさんの強みはなにか、など、様々な情報をもとに、
カウンセリングの道筋を決めていきます。
カウンセリングが進んでいくと、
困りごとの状況が変わったり、話の焦点が違うところに置かれていったり、
行き詰まりを感じたり、といったサインが生じることがあります。
そういうときは、一旦立ち止まり、
そもそもの困りごと、行きたい方向性はこれで良かったんだっけ?と、
クライアントさんともう一度確認します。
そうすると、新たな気づきが得られたり、
そうそう、こっちだったんだ、と軌道修正していくことができます。
カウンセリングについてよく聞く、「何をしていたのかよくわからなかった」
「話を聞いてもらっただけ」ということになることを防ぎ、
クライアントさんのニーズにしっかり答えていくために、
私が大切にしている、基本的だけれど、とても大切なことです。