今回は社内ネットワークのプロキシが、開発時のデバッグに大きな影響を与えたという話です。
現在のプロジェクトでは、Dataverseというマイクロソフトのクラウド型のデータベースと連携するバッチを作成しております。
そのDataverseへのデータ登録、更新などのリクエストについて、デバッグ時に1回目のリクエストは正常に処理されるのに、2回目のリクエストはDataverseへの接続が切断されて実行できないという事象がありました。
原因は社内ネットワークのプロキシだったのですが、結局設定の変更はしてもらえませんでした。
そのため、デバッグ実行できないテストケースは、AzureBatchに配置してテストし、できるだけのログを出力して不具合を調査するという不便な開発になりました。
今回に限らず、他のプロジェクトでもクラウドを利用した際に、社内ネットワークのプロキシが邪魔をしたケースがありました。
大変な作業なのかもしれませんが、開発環境の移り変わりも踏まえて、社内基盤を整備してほしいものですね。