会社員の時には社会保険の一環として、毎年勤務先から健康診断の受診のお知らせが届くかと思います。会社の場合はほとんど無料で受けられますし、気楽にルーティンとして受けていましたね。しかし、個人フリーランスになると、税金や確認申告はもちろん、健康診断も自分でやらなければいけません。一般健診なら、大体10000円前後かかります。予約の面倒さやお金もかかる面で、健康診断を受けるには躊躇することもあるかと思います。各自治体独自のプランがありますが、私が受けたのは北区の若年健康診査を申し込んで、1000円済みました。
結論から言わせてみると、会社勤め時の健康診断とほぼ変わりがありません。対象者であれば、ぜひ試してみてください。自分の体からシグナルを早めにつかめてください。
■対象者
(昭和59年4月1日~平成6年3月31日に生まれた方)
※次に当てはまる方は、受診できません。
・勤務先等において受診機会のある方
・入院加療中の方
・妊産婦の方
・既に北区外へ転出された方
※当協会に加入しても、受診ができると医療機関に確認ずみです。
■検査項目
・問診、身長・体重・BMI・腹囲測定、理学的検査、血圧測定
・肝機能検査(AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GT(γ-GTP))
・血中脂質検査(中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロールまたはNon-HDLコレステロール)※1
・腎機能検査(血清クレアチニン(eGFR)、血清尿酸)
・血糖検査(空腹時血糖または随時血糖およびヘモグロビンA1c)※2
・尿検査(糖、蛋白、尿潜血)
・血液一般検査(白血球数、赤血球数、血色素量(ヘモグロビン)、ヘマトクリット、血小板数)
※1 食後10時間未満の方はNon-HDLコレステロールを測定します。食後10時間以上の方はLDLコレステロールを測定します。
※2 食後3.5時間~10時間未満の方は随時血糖を測定します。食後10時間以上の方は空腹時血糖を測定します。なお、食後3.5時間未満で血糖を測定できない場合は、ヘモグロビンA1cのみを測定します。
■受診方法
若年健康診査は申込制です。
市役所や区役所から若年健康診査の案内に従って、若年健康診査受診券の申込方法を選んでください。
私は電子申請を選びました。後日に「受診券」が届いて、医療機関に電話で予約しました。
■今年の健診実施期間
令和5年6月1日(木曜日)~令和6年1月31日(水曜日)※土曜午後、日曜、祝日及び休診日を除く。
■結果説明
受診した医療機関の医師が、説明とともに結果票をお渡しいたします。
(受診後おおむね3週間以降になります。詳しくは受診医療機関にご確認ください。)