③退職後の活動
バタバタでの退職でしたので、退職後は少し休息をとってから、これまでの仕事のことを改めて振り返りました。
その中で、自分が仕事に対して欲することを考え、以下2点を上げました。
1.自ら意思でものごとの決定をしたい
2.上から下まで意思疎通の取れた組織にしたい(作りたい)
普通、転職という選択なのでしょうが私の中ではこの2点に重きを置いたため独立という選択肢も視野に入れました。
そこで、この1年は経営に関する知識を身に着けたいと考えました。いわゆるビジネススクール的なものを含め、学びの場を探しましたが、何かしらの形(資格等)を目指す方が目標が明確になると考え、「中小企業診断士」資格の取得を目指すことにしました。「中小企業診断士」資格は経営コンサルティングの唯一の国家資格といわれ合格率は4%ほどの難関試験となりますが、せっかく1年本気でやるならば目標は高くということで迷いはありませんでした。
いざ勉学を始めてみるとその量の多さに驚愕。3年くらいかけて取得するケースが多いようなのですが私の目標は1年。試験日から逆線表を引いて、いつまでに何を終わらせないといけないかという計画を立て、毎日8時間以上、勉学に励みました。かなり大変でしたが、仕事をしていると集中した学習(知識習得)というものはなかなかできないため、学生時代に戻ったような感じで非常に新鮮な気持ちでした。
試験の結果は、1次試験(マークシート)合格、2次試験(筆記)不合格でした。2次試験の得点を見ると、あと△1つ(5点くらい?)で合格だったようで悔しさいっぱいでしたが、結果は結果なので受け入れました。
この期間を通して得られたものは、経営をする上での必須となる知識(経済、財務会計、法律)、ビジネスを考える上でのロジック(経営理論)といったところでしょうか。自分で経営をしてみたいという思いがさらに強くなり、独立に向けての活動を開始しました。
次回、独立に向けての活動について記載していきたいと思います。