一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 要員ドロップについて -チーム作りについて-

現在運営しているチームで今月~来月にかけて3名の人員が諸々の事情で抜ける事になりました。

※チームの総人数は9人なので、3割が抜けます。

 

その人員のドロップがPJの工程が進んで作業量減少が理由であればPJとして健全なものでありますが、

残念ながら現状はお客様事情で仕様変更が大量に発生して炎上一歩手前な状況になります。

 

上記のように胃の痛くなる状況になっておりますが、

これから発生する人が居なくな影響は何でしょうか?

 

単純に作業者が減るだけであればそこまでリカバリする事は難しく無いと思っています。

しかし、以下のモノについてリカバリする事は大変なコストがかかると考えています。

・チーム内でのその人の役割

→作業・非作業的

・蓄積してきたノウハウ

→案件仕様・技術知識

・メンバー、顧客との関係

→人間関係

 

上記について引き継げるモノ(作業・仕様)もありますが、

引き継げないモノ(知識・人間関係)があります。

引き継げないモノを獲得するためには最短で2~4週間はかかるかと考えています。

その期間は同数の人員が揃っていても以前のチームメンバで発揮していたポテンシャルが

発揮される事は無いと思っています。

 

PJ運営において一定のメンバを常に確保して

そのメンバにて生産性を上げていく対策を行っていく必要性を痛感しています。

 

事ここに至っては何とか引き継げるモノを次のメンバや既存メンバに

漏れなく引継ぎを行う事を第一に対応し、その後に生産性を上げるための施策を打ちたいと思います。

 

短期間で生産性を上げた経験をお持ちの方がいらっしゃいましたら、

ご指導頂けたらとても助かります。

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中村 圭吾

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